ビットコインを、毎日千円だけ積み立てている。今日は、なぜそれを続けているのか、どのくらいの位置づけで持っているのか、という話をしてみたい。
ビットコインって、そもそも何なのか
本題に入る前に、ビットコインそのものについて、簡単に触れておきたい。
ビットコインは2009年に運用が始まった、国や中央銀行が発行しないデジタルの通貨だ。円やドルは中央銀行が管理しているけど、ビットコインには管理者がいない。世界中のコンピューターが取引の記録を共有し、お互いに監視し合う仕組み(ブロックチェーン)で成り立っている、というところが、既存の通貨と大きく違う点だと思う。
特徴はいくつかあって、まず発行上限が2100万枚と決まっていて、これ以上は増やせないこと。この希少性が、よく「デジタルゴールド」と例えられる理由らしい。それから、銀行を通さなくても、インターネットさえあれば国境を越えて送れること。あとは、価格変動が非常に激しくて、1日で10%以上動くことも珍しくないし、過去には数か月で価値が半分以下になったことも複数回ある。
始めたきっかけ
暗号通貨が、誰でも簡単に買えるようになった、というのが大きいと思う。難しい設定をしなくても、アプリを設定すれば毎日積立で買える。
以前から、ビットコインが話題になるたびに、買おうかな、どうしようかな、と迷ってはいたけど、設定が面倒で結局やらずにいた。
それが、投資について発信をしようと思ったタイミングと重なって、自分は暗号通貨というものを一度も持ったことがなかったので、まずは持ってみようと思ったのがきっかけだ。簡単に買えるようになったから、というのが大きい。
儲かるか分からないものに、なぜ積み立てるのか

儲かるかどうか分からないものに、なぜ積み立てているのかというと、分からないものについて勉強したいから、というのが正直なところだ。まずは実際に買ってみる、積み立ててみる、というところからやってみようと思った。
何事も、やってみないと自分なりの実感や当事者意識は分からない。だから、まずは持ってみることを意識している。
なぜビットコインなのか
じゃあ、なぜこれを意識しなきゃいけないのかというと、ビットコインが将来、世界の基軸通貨のようなものになる、という考え方もあるんじゃないか、と思ったからだ。
AIがこの先どんどん進化して、人間が働かなくなっていくとしたら、お金の価値は一体どうなっていくんだろう、という単純な、素人的な疑問がある。
そうなったときに、世界共通で使えるお金をデジタルで運用できたほうが楽なんじゃないか、どこでも、いつでも、どこの国のお金としても使えるものがあったほうがいいんじゃないか、というところで、一番知られているビットコインを選んだ、という感じだ。これは本当に素人が考えたことで、深い考えがあるわけじゃない。
だからこそ、「保険」や「爆発枠」という位置づけで持っている。通貨そのものへの信頼が揺らぐような事態が起きたとき、国が発行していない資産が相対的に価値を持つかもしれない、という仮説に基づいているだけで、これが実証されているわけではない。
どのくらい買うか

実際どう買うかというと、サテライト戦略のように、資産の10〜15%までを、爆発的に上がるかもしれないものに投資するようにしている。
これは、最悪なくなってもいいお金の範囲、という意味でもある。10〜15%というのは、メインとして持つのではなく、万が一なくなっても生活に重大なダメージを負わない範囲、ということだ。
そしてビットコインは値動きが激しいので、毎日積み立てている。毎日千円で買っている。
この先どうなるかは分からないけれど、生活に何かあったり、投資に大きく賭けたいと思うとき以外は、このまま少額で続けていくつもりだ。月3万円というのも、自分にとっては決して小さい金額ではないんだけど。
リスクと税金について
ここまで前向きな話をしてきたけど、リスクも正直に書いておきたい。
ビットコインは価格変動が極めて大きいので、元本を大きく毀損する可能性がある。生活資金には絶対に手をつけないようにしている。
税金についても、株式とは仕組みが違う。現時点(2026年)では、暗号資産の利益は雑所得として総合課税の対象になっていて、他の所得と合算されるため、税率は株式(約20%)よりも高くなることが多い(※)。
※2026年度の税制改正で、将来的には株式と同じ申告分離課税(一律20.315%)へ移行する方針が示されているが、これは早くても2028年からの見込みで、まだ確定した制度ではない。現時点では雑所得・総合課税が適用される。
よくある質問
Q. ビットコインは今から始めても遅くないですか? A. 何年やっているかより、少額からでも自分ごととして持ってみることに意味があると思っている。判断は人それぞれだけど、自分は「まず持ってみる」ことを優先した。
Q. 毎日千円ずつ積み立てるメリットは何ですか? A. 値動きが激しい資産だからこそ、価格が高いときも安いときも機械的に買い続けられることだと思っている。
Q. 生活資金を使って投資してもいいですか? A. 自分はやらない。爆発枠として使っているのは資産の10〜15%までで、なくなっても生活に重大なダメージを負わない範囲に限定している。
コア・サテライト・爆発枠という資産配分の考え方は、株価が下がっても、うちが何もしない理由でも書いた。売買を繰り返さないという考え方は、「時間を味方にする」とはどういうことかにも通じている。
今日から試せることとして、まだ暗号資産を持ったことがない人は、まず自分が「なくなってもいい」と思える金額を、紙に書き出してみてほしい。それが、爆発枠の第一歩になると思う。
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘ではありません。暗号資産は価格変動が大きく、投資判断はご自身の責任でお願いします。


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